妻の意識にはさまざまな「認められない」が存在します。「お前は家にいて楽でいいよな」というような夫の発言から見える家事労働を認められない。「主婦にもできる簡単なお仕事」といった文調に反映される、能力が無いかのごとく扱われる社会から認められない。独身時代に比べ、お金や時間を自分自身のために使えず、そこに加齢も加わって、女として認められない(もしくは認められないのではないかという危惧やコンプレックス)。

この認めてもらえない寂しさが、認めてくれる相手への心の傾きとなるのです。女性の浮気には性欲処理よりも、こういった寂しさを埋める意味合いが強いといえます。

結婚する前と後では、男性よりも女性のほうが生活は大きく変わります。夜、奥さん同士で家をあけて飲みに行ったり遊びに行ったりということはほとんどありません。女友達と遊ぶにしても、家や夫、子供の存在が優先されるのが妻の世界です。今日は一日、幼い子供としか喋らなかったという妻を帰宅した夫が邪険にするとしたら、妻にとって夫に悪いという最大の浮気へのブレーキはゆるむことになるでしょう。


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